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zoom RSS JAL123から20年目の夏・・・今の私にできることは?

<<   作成日時 : 2005/08/13 04:51   >>

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JAL123便の事故から、今年でちょうど20年がたちました。
暑い日でしたね。

高校生だった私はあの日、母と二人で旅行していました。
夏休みを利用して父の単身赴任先に来ていた私たちは、ちょっと足をのばして
1泊だけ、近くの海に出かけたのです。
昼間、私は海で泳ぎ、母は日傘をさしてそれを眺めていました。
夕焼けの赤がとても見事で、母と私ははしゃぎながら小さな民宿に戻り、
すっかりくつろいで食事を始めようとしたとき、
部屋の小さなテレビのはじっこに、「ニュース速報」の文字が映りました。

それが、第1報でした。

最初は「墜落」ではなく、「行方不明」というような言葉が使われていた気がします。
その時点では、「どうしたんだろう」「心配だね」と話しながらも、すぐに「無事」の
続報が出るのだろうとぼんやり考えていました。
その日は1日中楽しかった日で、悪いことが起きるなんて考えられなかったから。
でも、そうはならなかった。

あっという間に、テレビは特別番組一色になりました。
ものすごい数の人の名前が、えんえんと読み上げられていきました。
母と私は、自分たちのいる場所を忘れ、ひたすらテレビに見入っていました。
そしてこれが、未曾有の大事故であることを知ったのです。

翌日から、新聞もテレビもひたすらこのニュースを流し続けました。
単身赴任先ですから、友達がいるわけでもなく、大して出かける用事もないので、
ほとんど1日中テレビを見て過ごしました。
暇なので、新聞も隅から隅まで読みました。
「金属疲労」とか「ダッチロール」という言葉は、この時覚えたんじゃないでしょうか。
最終的に、乗客乗員524名中、救助されたのはたった4人。
でも私には、4人が生きていたことの方がむしろ不思議に思えました。
誰も生きてはいられまい。テレビ越しでさえ、そう思わされる風景でした。

爆発から墜落までの32分間。
想像するだけでも恐ろしい状況の中で、勇敢な行動をとった人が大勢いました。
最後まで機体のコントロールに全力を尽くした操縦クルー。
乗客に声をかけ力づけようとした客室クルー。
家族への愛情あふれるメッセージを書き残した父親。
大きく報道された人も、そうでなかった人も、
あの中にいたすべての人たちは、みんな何かと戦っていたのでしょう。
(事故の様子がわからなかった初期には、機長らの責任を問う声もありました。
 後に、彼らの努力が認められ、名誉が回復されてよかったです。)

今年は20年という節目だからでしょうか。
例年よりもこの事故に関するテレビや新聞記事が多かった気がします。
ゴールデンタイムは、各局で特別番組を放送していました。
いつもより遅くバイトから帰ってきて、フジテレビを少しだけ見ました。
(録画していたので、あとで見ます。TBSも)
当時のビデオが流れると、今でもあの夏がはっきりと思い出せます。
そしてこのテレビを見ながら、私は何を感じたらいいんだろう?と考えていました。
再現ドラマにかわいそうと同情することではない気がします。だとしたら?
もうこんな事故が起こりませんようにと祈る?
相方と二人、考え込んでしまいました。

このような事故の犠牲者にはなりたくない。当然です。
でも、具体的に、避ける手だては見つからない。
飛行機に乗らなければいい?でもつい最近、通勤電車で大事故が起きたばかりです。
今のところ、事故から完全に身を守ることは不可能に思えます。
でも今日、ある方法に気づきました。
誰もが被害者になる可能性を小さくする方法。

それは、自分が加害者にならないことです。

誰も加害者にならなければ、被害者は生まれない。
当たり前かな?今頃気づく私が遅すぎるのかもしれません。
それから、甘い理想論かもしれません。
でもこれなら、少なくとも何か工夫や努力ができる気がしませんか?
直接人命に関わる仕事じゃなくたって、どこで何に通じているかわからないもの。
123便墜落の夜から20年目の今夜、これを心に刻もうと思います。

最後になりますが、亡くなった方すべてのご冥福と共に、
生還した方、ご遺族、救出や医療やその他色々な業務に関わった方
すべての皆様の現在の笑顔を、心からお祈りします。

追記 
これを書いているとき、
JAL系機 飛行中エンジンから出火、福岡空港に緊急着陸
というニュースが入ってきました。ため息が出ますね。今日事故を起こすか。
















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